昨年11月に「卒業論文盗用」などの「研究不正」を大学が公表し、新聞などでも報道されたため、記憶されている方も多いのではないかと思います。ただ、教授会などでは、少し前から、この研究不正調査が手続き的に妥当だったかと問われることがありました。そして先日には、その研究不正調査の調査委員の3名について業績に研究不正行為の疑いがあることを教職員組合が指摘し、福岡教育大学「研究活動不正防止規程」に則って窓口に告発を行いました。(わかりにくい書き方になりましたが、研究不正を調査したその委員たちが、実は研究不正を行っていたのではないか、ということです。)
この調査の調査委員は、副学長などの役職者が務めていました。大学が告発に対してどのように対応するのか、これもしっかり見ていかなければならないと思います。