《平成29年度の役職者が公表されました》(2017年4月3日)


 新年度の本学役職者が公表されました。 ほぼ前年度通りの陣容となっています。

理事・副学長(企画・教育研究・附属学校・教育組織・カリキュラム担当)
 池田 修 H28.4.1 ~ H30.3.31

理事・副学長(総務・財務担当)
 嶋倉 剛 H28.4.1 ~ H30.3.31

理事・副学長(国際交流・社会連携担当)の楢崎洋二郎氏(福岡県学校給食会前理事長)は退任し、新たに次のかたが着任しました。
 川添 弘人(前県教育センター長) H29.4.1 ~ H31.3.31

 副学長以下については、全員が前年通りです。

副学長(大学改革・学事総括・評価担当)
 寺尾 愼一 H29.4.1 ~ H30.3.31
副学長(学生指導・厚生担当)
 平田 哲史 H29.4.1 ~ H30.3.31
副学長(教育研究高度化担当)
 清水 紀宏 H28.4.1 ~ H30.3.31
副学長(入試・就職担当)
 相部 保美 H28.4.1 ~ H30.3.31
副学長(研究倫理・外部資金獲得担当)
 飯田 慎司 H28.4.1 ~ H30.3.31
副学長(博士課程設置・教職大学院担当)
 宮内 健二 H28.4.1 ~ H30.3.31
教育学部長 飯田 慎司 H28.4.1 ~ H30.3.31
大学院教育学研究科長 相部 保美 H28.4.1 ~ H30.3.31
附属学校部長 甲斐 純子 H28.4.1 ~ H30.3.31

 昨年度、寺尾副学長の職務上の立場が教員でないと強く疑われたにも関わらず、教育研究組織の教職教育院の院長を務められるのか、という問題について、教授会で大きく問題提議がなされましたが、それらを無視して、櫻井学長は寺尾氏を任期1年として指名しました。 (寺尾氏は任期1年の職員であるということでしょう?)

 また寺尾氏については、学長時の不当労働行為が中央労働委員会に再認定され、3月22日に公表されたにもかかわらず、3月27日に寺尾氏を副学長に指名した人事が公表されたということは、櫻井学長がこの問題を無視しようとする姿勢の表れではないでしょうか。

 学部長、研究科長についても、教授会での審議の進め方の不備や、研究不正問題を教授会で取り上げることを無視した点など、教授会を主催する学部長・研究科長として不適格極まりないにもかかわらず、学部長、研究科長継続となりました。

 研究不正で告発された理事、副学長も、すべてそのまま居残りとなりました。

 本学には有能な若手・中堅・ベテラン教員が多数います。 にも関わらず、ごく少数のメンバーで重要な役職ポストをたらいまわしにしている状況が、皆様にもお分かりでしょう。 これらの陣容が「高度な経営判断能力」を有していると言えないことは、これまでに噴出した数々の重大な問題から、実に明らかです。

 このような大学運営を続ける櫻井学長の責任は実に重大で、福岡教育大学の迷走はますます深刻化しています。