明治学院大学の石原俊先生が、『群島と大学―冷戦ガラパゴスを越えて』という本を出版されました。この中では、冷戦終結後、グローバリズムや国家主義に包囲され、ガラパゴス化する日本の、いろいろな《現場》についての分析が行われています。第3部「大学という現場―グローバリズムと国家主義の攻囲のなかで」において、大学自治と自由の崩壊の現状が、論じられています。
合わせて、石原先生が、講談社の『現代ビジネス』の中で、大学と学問の自由の崩壊が、今の日本で蔓延している惨状について、明解に論じられています。
まずは、以下の記事をお読みください。まさにこれが現実です。
ちなみに、福岡教育大学については、本と記事の両方において言及されています。
また、石原先生が7月8日(土)午後、西南学院大学においてレクチャーをなさいます。詳報は後日お伝えしますが、問題を共有できるといいですね。
政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている―なんのための大学か【前編】 日本の大学をぶっ壊した、政官財主導の「悪しきガバナンス改革」―なんのための大学か【後編】