《初等課程と中等課程の複数免許取得が原則困難となりました》(2018年8月17日)


 本学では平成28年度改革により、初等教員養成課程と中等教員養成課程学生が、複数の学校種の教員免許を取得することが、大変難しくなりました。多くの反対にも関わらず、大学執行部の意向により、強行され、今に至ります。

 初等課程の学生は、中学校免許取得を希望する教科のテストの一定水準をクリアした場合、中学校2種免許の取得のための授業を履修することが、認められます。
しかしながら、さらに授業を履修して、中学校1種免許を取得することは原則認められていません。
高校1種免許も取得できません。
なぜ学生の学ぶ意欲を尊重しないのか、甚だ疑問です。

 本学の免許取得に関する説明は、以下の通りです。

 福岡教育大学で取得できる教員免許状について

 本学以外の教育系単科大学においては、複数の学校種の1種教員免許を取得することが可能です。
たとえば、学校教員養成に特化した上越教育大学も、小学校免許に加えて、中高の1種免許取得を認めています。

 上越教育大学 学校教育学部

 西日本新聞に免許の問題が取り上げられたとき、福教大のような取り組みは「他に聞いたことがない」と文科省がコメントしたことが、掲載されました。

 確かに他に例がないようです。