岩波ブックレット『私物化される国公立大学』の中でも、 本学内に建設予定の県立特別支援学校の問題はあがっていました。
現在の進捗状況はというと、「樹木伐採調査」のお知らせが来ました。
10月6日、宗像市教育政策課、学校整備プロジェクト室が実施主体として、調査がなされたようです。
留意すべきは調査の行われた場所です。
資料によると、建設予定地として当初から公表された場所に加えて、道路左側の場所も一部調査対象地とされています。
これは当初予定地に加えて、道路左側の土地も特別支援学校に使用されるということを意味しているのでしょうか。
建設予定地としては、宗像市公表の資料においては、
道路右側の土地のみが示されているのです。
建設予定地や進捗状況を市民に対しても明確に公表すべきです。
二つの土地の間を通る道路は、本学にとって、現在大事な避難経路の一つです。
その大切な避難道路ももしかして奪われてしまうのでしょうか。
わからないことばかりで、不安しかありません。
また、附属幼稚園についても、来年4月から預かり保育を実施するという情報が公開されています。
預かり保育については、外部業者に委託するとのことです。
子どもの保育時間を長くすることについては、必要なことでもありましょう。が、
園児の安全性についても、大学はどのように考えているのでしょうか。外部に委託して、責任体制はどのようになるのでしょうか。
災害時の避難場所は、やはり城山中となります。